ドラッグストアにおける買上げ点数を増やすためには、戦略的な取り組みが必要です。今回は、具体的な10の工夫をご紹介します。これらの工夫を実施することで、顧客の満足度を向上させながら、売上も伸ばすことができます。
1. クロスセリングとアップセリングの実施
クロスセリング
顧客が特定の商品を購入する際に、それに関連する商品をおすすめすることで買上げ点数を増やす方法です。
例えば、シャンプーを購入するお客様に対して、同ブランドのコンディショナーをおすすめすることが挙げられます。
クロスセリングの記事はこちらも参考にしてください。
アップセリング
似た言葉にアップセリングという言葉があります。既に購入を決めた商品の上位版を提案する方法です。
例えば、普通の歯ブラシを購入しようとしているお客様に対して、電動歯ブラシを提案することが考えられます。
2. 店内ディスプレイの工夫
視覚的に魅力的なディスプレイは、顧客の興味を引き、買上げ点数を増やすために有効です。シーズンごとにテーマを設定し、関連商品をまとめて展示することで、顧客が自然に複数の商品に手を伸ばすようになります。
「買い物が楽しい」と思わせる店舗をつくるためには必要不可欠なポイントですよね。
3. ポイントカードや会員プログラムの導入
ポイントカードや会員プログラムを導入することで、顧客のリピート率を高めることができます。特に、一定の買上げ点数や金額に応じて特典を提供するプログラムは、顧客の購入意欲を刺激します。
会員ならではの特典があると嬉しいですよねー★
4. セールやプロモーションの実施
定期的にセールやプロモーションを実施することで、顧客の来店頻度を増やし、買上げ点数を増加させることができます。
例えば、「2点目半額」や「3点購入で1点無料」などのキャンペーンが有効です。
キャンペーンやっているなら、もう1点購入しようかな?と思ってしまいますよね。
5. レジ前の小物ディスプレイ
レジ前に小物をディスプレイすることで、会計を待っている間に顧客が追加購入を検討する機会を増やします。
例えば、リップバームやミントガム、小型のハンドクリームなどが適しています。
レジの待っている間のついで買いを目的にしてます。じっくり選ぶ必要がある大物よりも、レジの待ち時間に気軽に手に取れる商品が良いですよね。
6. 店員の積極的な声掛け
店員が積極的に商品を紹介することで、顧客の買上げ点数を増やすことができます。特に、顧客のニーズをよく聞き取り、その場で適切な商品を提案することで、顧客満足度も向上します。
7. 試供品の配布
新商品や人気商品の試供品を配布することで、顧客の興味を引き、次回来店時の購入を促すことができます。特に、化粧品やスキンケア製品で効果的です。
試供品もらえると嬉しいですよね。良かったら次から使ってみようかな?って気持ちになりますよね。
8. パッケージディールの提供
複数の商品をセットにして割引価格で提供することで、買上げ点数を増やすことができます。
例えば、歯磨き粉と歯ブラシのセット販売や、スキンケア3点セットなどが考えられます。
セット販売のこと。個別で買うよりお得商品が満載なので、つい手に取りたくなります★
9. 季節ごとの特集コーナー
季節ごとに特集コーナーを設け、その時期に必要な商品を集めて展示することで、顧客が複数の商品をまとめて購入しやすくなります。
例えば、夏には日焼け止めや冷却シート、冬には保湿クリームやホットドリンクなどを特集することが効果的です。
よく店内を見回すと、シーズン品コーナーがありますよね。ここの展開力は店舗全体の売上を押し上げるきっかけになります。とても重用な場所です。
10. オンラインと連携したマーケティング
オンラインでのプロモーションを強化し、店頭での購入を促すことで買上げ点数を増やすことができます。
例えば、SNSでのフォローやシェアで割引クーポンを提供し、店頭での使用を促すキャンペーンが有効です。
まとめ
ドラッグストアにおける買上げ点数を増やすために出来ることは?といったテーマで書かせて頂きました。
顧客のニーズを的確に把握し、戦略的に商品を提案することが重要です。
戦略方法は今回の方法に限らず、多岐にわたる方法がありますが、まずはこれらの工夫を取り入れることで、顧客満足度アップに繋がると思います。
是非売上アップにつなげましょう。
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